人生の転機となった入院④
こんにちは、りらっこママです( ˆoˆ )/
今日の京都もいいお天気ですが、明日は雨みたいですね。
今日も入院の続きを.....
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私が入院した病院では、糖尿病教室や栄養指導教室がさかんに行われていました。
医師や看護師による糖尿病教室では、糖尿病に関する様々な事を学びます。
病気の原因や合併症について、日常生活で気をつけること、飲み薬やインスリンのことなど多岐にわたります。
私はもうすでに発症して7年が経っていましたが、初めて知る事や以前聞いた事とは変わっている事もたくさんありました。
患者は発症間もない方や病歴が長い方などさまざまです。
やはり40代以上の2型糖尿病の患者がほとんど。
その中で、1型糖尿病患者向けの教室が行われたことがありました。
タイトルは忘れましたが、あるビデオを鑑賞。
若い男女のカップルが出てきて、女の人が1型糖尿病。デート中に低血糖になってしまい、病気のことを言えずにいた彼女は隠れてジュースを飲む。でもそれが彼氏に見つかり、病気を打ち明けることに。彼氏は病気を受け入れてくれ、やがて結婚。医師の許可をもらい、無事妊娠。大変な妊娠期間を乗り越え、かわいい赤ちゃんを産む。
詳しくは覚えてないですが、こんな内容だったと思います。
糖尿病教室で私が1番衝撃を受けたものです。
病気があるから子どもを産めないのではないか。
子どもに遺伝したら可愛そうだから、産まない方がいいのではないか。
そもそも病気である私が結婚できるわけがない。
私はそれまでそう思っていました。
当時の糖尿病の本には、妊娠や出産について詳しく書かれているものはあまりなく‘ 厳重な血糖コントロールが必要。合併症がすでに出ていると難しい。’と書かれているだけでした。
糖尿病教室でこのビデオを見て、‘ 私も赤ちゃんが産めるかもしれない!’という思いになりました。
心配していた遺伝も数%の確率なので、1型の場合はあまり心配しなくていいとのこと。
保育士になったのも、もともと子どもが大好きだったから。
この時「私は絶対、子どもを産みたい!産んでみせる!」と心に決めました。
糖尿病教室を一緒に参加していたAちゃんも「良かったね!子ども産めるやん!」と言ってくれました。
その前に合併症がこのまま出ないということと、相手がいないと.....ですが、とりあえず頑張れば子どもが産めるんだと分かったことは私にとって、大きな希望となりました。
つづく.....
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました♡