りらっこママのほっこり日記☆彡

うさぎの“はる”くんのことを中心に、ほっこりしてもらえるような癒しのブログ

1型糖尿病の私~高校時代~

こんにちは、りらっこママです(´∀`)

 

今日は、教育入院を終えてからの高校時代について書きたいと思います。

 

以前の記事はこちら↓↓↓

 

akindo0908.hatenablog.com

 

 

akindo0908.hatenablog.com

 

 

 

病気のことは誰にも知られたくない

 

約1ヶ月間、教育入院のため高校を休んでいた私。

 

親に頼んで、友達や同級生・クラブの先輩には過労ということで先生から伝えてもらっていました。

 

とにかく1型糖尿病ということを誰にも知られたくなかった。

 

糖尿病=食べ過ぎ、飲みすぎ、ぜいたく病、甘いものの食べ過ぎ、中年特有の病気。

 

このイメージしか頭になかった私には、どうしても病気ということを言うことができませんでした。

 

このイメージと私をイコールで結びつけてほしくなかった。

 

絶対に隠そう、そう決めました。

 

一部の先生以外は、私の病気のことを知らなかったと思います。

 

幸い、インスリン注射も朝と夕だけだったので、友達が気づくことはありませんでした。

 

でも、一度だけ知られそうになったことがありました。

 

それは、1番仲が良かった友達の言葉。

 

「そういえば、入院する前にのどが渇くとか、トイレ近いって言ってたけど、まさか糖尿病やったんちゃうよな~?」

 

と、笑いながら言われました。

 

一瞬、固まりました。

 

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ど、どうしよう?

 

まさか気づいた?

 

でもここは、全力で否定するしかない!!

 

「まさか~糖尿病なわけないやん。ちょっと疲れが溜まって入院しただけ。」

 

と笑いながら答えた私。

 

多分顔は引きつっていたと思います。

 

その言葉を信じてくれたのか、その友達はもう病気のことを言ってくることはありませんでした。

 

病気に対する偏見

 

病気を発症する前と変わらず、順調に高校生活を送っていました。

 

私を担当する各教科の先生たちは、私の病気のことは知っていました。

 

退院後の体育の授業の時。

 

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いつも通りに体育の服に着替えて、みんなと同じように集合して先生を待っていると、先生が私のところにやってきました。

 

「○○さん、またしんどくなったらあかんから、見学しておきなさい。」

 

「え?別にお医者さんからも止められてないし、大丈夫です。」

 

「いいから、見学しておきなさい。」

 

「・・・ハイ。」

 

と、言われるがままに見学。

 

その後も体育は見学させられることが多くなりました。

 

それも先生によって・・・ですけど。

 

体育が嫌いだった私は、内心ラッキーと思っていましたが。

 

でも、1型糖尿病は主治医からの指示がない限り、運動の制限はありません

 

逆に運動したほうが、血糖値が下がるので、運動療法を勧められます。

 

1型糖尿病は運動したらダメっていうのも、一種の偏見では?と思いました。

 

今から20年以上前の話で、1型糖尿病の生徒なんて初めてだっただろうし、先生たちが病気のことについて知らなくて当然なんですけど。

 

普段は病気のことをあまり考えなくてすんだんですが、体育の先生のその言葉で「やっぱり私は病気なんだ。みんなと違うんだ。」と嫌でも再認識してしまうのでした。

 

病状の変化

 

退院後は月に一回、検査と薬をもらうため通院していました。

 

毎日血糖値を測定し、ノートにつけ、主治医に見せてインスリンの量を指示してもらいます。

 

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今から考えれば、高校生の時はまだ発症して間もなかったので、すい臓からインスリンが少し出ていたのだと思います。

 

最初は食事制限も守り、特に高血糖低血糖になることもなく、コントロールも安定。

 

でも、高三になると友達とケーキバイキングやカラオケ、ご飯に行ったりするようになりました。

 

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やっぱりみんなと同じように遊びたいという思いに、負けてしまっていました。

 

病気を隠そうとするあまり、疑われないように逆に糖尿病だったら絶対しないことをしてしまっていました。

 

友達の目の前で甘いものを食べたり、ジュースを飲んだり.....

 

そうすることで、自分が糖尿病じゃないと思いたかった。

 

そうしてだんだんと、コントロールも悪くなっていったのです。

 

 

 

つづく.....